脂漏性湿疹とは、皮脂分泌のバランス不良、皮膚の脂が減少することで起こります。

良くなったり悪くなったり繰り返す経過の長い病気です。

脂漏という薄く脂っぽいかさぶたのようなものを伴った湿疹ができます。

できやすい場所は、頭皮、生え際、耳周り、鼻の横、脇、胸周りなどです。

皮膚を保護する保湿剤、かゆみ、湿疹を抑える薬などを使います。

• ビタミンＢ２、ビタミンＢ６を含むものを食べるように心がけましょう。（緑黄色野菜、レバー、納豆、乳製品など）
• 胃の不調、便秘などは、ビタミンの吸収が悪くなるので、胃腸を整えるようにしましょう。
• 不規則な生活（睡眠不足）はできるだけ改善しましょう
• かゆみのあるときは、かかずに、保冷剤などで冷やしましょう。
• 状態により、髪染め、パーマ、ファンデーション、化粧品などは使用しないようにしましょう
• お酒や刺激物なども悪化の原因になりますので、控えるようにしましょう。
• 痒みのある時はかかないようにしましょう。痒みは、乾燥からくる事もありますので、まず保湿をして、
• それでも痒みがある時は冷たい水や保冷剤などで、冷やしてみましょう。冷やすことで痒みは軽減されます。
• アルコール(お酒)や刺激物(キムチ、カレーライス(辛いもの)などでも今は控えましょう。)
• 直接、かぶれの原因となるものには、ゴム手袋などを使用しましょう。ただ、ゴム手袋だけでは、汗など反応し悪化するため、綿の手袋を必ず中に入れ作業しましょう。
• 食事の準備を行う時、そうじ用、食器洗い用、などと目的に応じた綿手、ゴム手を準備し、使い分けたりの工夫など必要です。